レフィーネヘッドスパトリートメントカラーは「癒して、染める」をキーワードに開発された、白髪用ヘアカラートリートメントです。
髪表面を着色コーティングするマニキュアタイプのトリートメントで、2011年に販売されて以降モンドセレクションの連続受賞や、大手通販サイトランキング上位を独占するなど凄まじい人気ぶりを見せています。
ヘアカラートリートメントではかなり有名な商品なのでご存知の方も多いのではないでしょうか？
他社商品と大きく違うのは何と言ってもカラートリートメントとしてだけではなく、ヘッドスパクリームの役割も担っているという点です。
これが本当ならこの商品を使用すると白髪染め+トリートメント+ヘッドスパという一本で3役もこなしてくれる優れものということになりますが、ここまでメリットが多いとつい「本当に？」と疑いたくなりませんか？
また、ヘッドスパクリームということは頭皮に直接トリートメントを付けるということになりますが、そうなると気になるのは成分面ですよね。
そこで今回は含有成分をメインに、効果やお値段などを調べてみました！本当にメリットいっぱいなのか、徹底分析します！
目次
レフィーネヘッドスパトリートメントカラーとは？
レフィーネヘッドスパトリートメントカラーは濡れた髪・乾いた髪どちらにも使えるカラートリートメントです。
使用方法は髪に均一に馴染ませそのまま頭皮をマッサージし、10分～30分放置したらその後入念にすすぐだけ。
濡れていても乾いていても染色効果は同じとのことなので、自分に合った使い方が出来るのは嬉しいポイントですね。では次に基本情報を見ていきます。
| 商品名 | レフィーネヘッドスパトリートメントカラー |
|---|---|
| 価格 | 300g/3,600円(税込)【スターターセット(トリートメント+ポンプ)】 300g/3,394円(税込)【詰め替え用(トリートメントのみ)】 140g/1,944円(税込)【チューブタイプ】 80g/1,296円(税込) 【色混ぜミニサイズ】 |
| 内容量 | 200g |
| カラーバリエーション | ダークブラウン・ライトブラウン・マロンブラウン・ローズブラウン・ナチュラルブラック |
まず皆様こう思うことでしょう。「内容量/価格のところ多すぎて分かりづらいよ！」と…。
レフィーネヘッドスパトリートメントカラーはサイズ展開が豊富で、自分に合ったサイズを選ぶことが出来ます。
小さめサイズがあると初めてでも挑戦しやすく、旅行に行くときなどにも便利なのでサイズが選べるのはＧＯＯＤです。
ヘッドスパクリームにもなるという成分を徹底分析！
次に、気になるトリートメントの成分をみていきましょう。頭皮についても大丈夫だというクリームは一体どんな成分で出来ているのでしょうか？
内容成分
水，セテアリルアルコール，セトリモニウムクロリド，ＤＰＧ，イソステアリン酸水添ヒマシ油，パンテノール，加水分解ケラチン（羽毛），加水分解コラーゲン，ジラウロイルグルタミン酸リシンＮａ，ショウガ根茎エキス，グリチルリチン酸２Ｋ，ホノライト，ゴマ油，クチナシ青，クチナシ果実エキス，アロエベラ葉エキス，トウガラシ果実エキス，加水分解酵母，ウコン根茎エキス，オタネニンジン根エキス，センブリエキス，ホップ花エキス，ムラサキ根エキス，ダイズ種子エキス，水溶性アナトー，ダイマージリノール酸ダイマージリノレイル，トリ（カプリル酸/カプリン酸）グリセリル，ミリスチン酸イソプロピル，ＢＧ，イランイラン花油，ラベンダー油，ライム油，ニオイテンジクアオイ油，レモングラス葉油，レモン果皮油，パルマローザ油，オレンジ油，ユーカリシトリオドラ油，グレープフルーツ果皮油，ヒドロキシエチルセルロース，バニリルブチル，メントール，乳酸，オレイン酸グリセリル，コカミドＭＥＡ，オレス-３０，ＰＥＧ-２オレアンモニウムクロリド，エチドロン酸，水酸化Ｎａ，イソプロパノール，エタノール，フェノキシエタノール，(+/-)ＨＣ青２，塩基性青９９，ＨＣ黄４，塩基性赤７６，４-ヒドロキシプロピルアミノ-３-ニトロフェノール
ぱっと見ただけでも天然成分が沢山含まれていることが分かります。天然成分は頭皮トラブルが起こりにくく、髪へのダメージも少ないのがメリットです。
今回はそんな天然成分の中から特に気になった成分をいくつかピックアップしてお伝えしていきます。
また、天然成分が多いといっても化学成分も含まれているので、そちらについてもお話しますね。
頭皮状態を改善ショウガ根茎エキス
ショウガ根茎エキスは「ショウキョウチンキ」とも呼ばれる生姜から抽出されるエキスです。
生姜には血行促進・老化防止の効果が期待されており、頭皮に直接塗ってマッサージすることで頭皮の血流を促進しコンディションを整えてくれます。
体内の栄養は血液によって運ばれるため、血の巡りをよくすることで頭皮の健康状態を改善し、髪に必要な栄養を行き渡らせてくれます。
アロマ効果に期待 天然由来のオイルたち
レフィーネヘッドスパトリートメントカラーには10種類ものアロマオイルが使用されており、合成香料は一切入っていません。
口コミでも「いい匂い」「リラックスできる香りがする」と香りについて高く評価されています。
また、アロマの代表ともいえるリラックス効果のある成分だけでなく、ホルモンバランス調整や肌荒れ改善が期待できる成分のオイルも含まれており、本格的にアロマの効果が期待できます。
香り自体はそこまで強くなく、香水に使用されることもあるイランイラン花油をはじめ、柑橘類の油も入っているのでさわやかな香りがするようです。
染色力は少し弱め？染料について
染料についてはクチナシ色素を原料に、天然成分、化学成分のどちらも含有されています。
他社商品と比べて刺激が少ない成分を選び、極力高い安全性を保とうというメーカーの努力は感じられます。
また、肌やお風呂場にトリートメントが着いてしまっても色が付着せず落としやすいとの口コミも見かけましたが、これは同時に染色力が弱いということを意味しており、一度の使用で綺麗に染めることは不可能だということが分かります。
刺激成分を減らすことと染色力の両立は難しい問題であることがわかりますね。
レフィーネヘッドスパは染色力が比較的弱めではあるものの、私自身が使ってみた結果、回数を重ねることでしっかりと染まりますし染色力が弱すぎるということはありません。
地肌につけるには少し不安？界面活性剤
レフィーネヘッドスパトリートメントカラーにはセテアリルアルコールセトリモニウムクロリドといった界面活性剤が含まれています。
これは原料の違う成分たちを分離させることなく１つのクリームにする効果があったり、髪の帯電を防止してくれたりと悪いことばかりではないのですが、刺激が全くないというわけではなく場合によっては一過性のかゆみや炎症を引き起こす可能性があります。
界面活性剤自体はそれほど刺激のある成分ではないものの、過敏に反応してしまう人もいるためパッチテストはしてみた方がいいかもしれません。
成分から見た特徴まとめ
頭皮状態を整えてくれる育毛成分が多く含まれているのが成分から見てもわかります。ヘッドスパという名前はダテではありませんね。
肌に刺激がある成分も限定的で最低限になっているので頭皮をケアする要素に特化しています。
ただし染色力は当サイトで特にオススメしている利式やルプルプと比較して若干弱めです（レフィーネヘッドスパは当サイトでは3位に位置付けています）
もちろん1度での染まりが弱めというだけで十分に染色力はありますし、継続して使用することでしっかりと髪の毛は染まります。成分から見て十分に魅力的なヘアカラートリートメントであると言えるでしょう。
レフィーネヘッドスパトリートメントカラーをオススメする人しない人
オススメする人
→オリジナルカラーで色を楽しみたい人
他社商品は「同じ商品でも違う色と混ぜて使用するのは禁止」としていることが多いのですが、レフィーネ ヘッドスパトリートメントカラーは同じ商品なら違う色と混ぜて使ってもＯＫとなっています。
自分だけのオリジナルカラーを作ることができ、好きな色に染められるので自分のお洒落を楽しみたい！という方にぴったりです。
オススメしない人
→色むらなく綺麗に染めたい人
カラートリートメントはゆっくり、ほんのり色を付けていく商品なので、使用量が不十分だったり、白髪が多い場所に使用すると仕上がりに色むらが生じる可能性があります。
また、髪がダメージを受けている場合も染色効果は低くなります。ダメージが酷い場合にはトリートメント成分に特化した商品を検討してみてください。
まとめ
レフィーネヘッドスパトリートメントカラーの成分分析をして、人体に強い刺激を与えるような成分は含まれていないことが分かりました。
しかし肌に直接つけるには不安を感じる成分も含まれており、過去にリンス類で肌トラブルにあった経験がある方は特に注意が必要です。
どんな人にもメリットがある商品とはいきませんでしたが、商品自体は使用方法やカラーに自由な選択肢があり、肌トラブルさえ起こらなければ無理なく使い続けられる優れものになってくれそうです。
肌トラブルが不安で初めての購入を躊躇っている方でも公式サイトからの初回購入に限り全額返金保障がついているので、初回購入は公式サイトを通じて行うのがオススメです。