毛先と根元の髪の色が違うのはなぜ?

根元の白髪

ヘアカラーをしていないのに毛先と根元の髪の毛の色が違う?そんなことはあるのでしょうか。

 

実はあるんです。

 

原因は髪の毛が作られるメラノサイトの働きにあります。ほとんどが加齢による老化現象ですが、ほかにもさまざまな原因でメラノサイトの働きが弱くなることがあります。

 

いったん明るくなってしまった根元が黒く戻るのは時間がかかるので、ヘアカラーやカラートリートメントなどで染めるのがいいでしょう。自宅で染める場合のコツや、美容院で染める場合のポイントを紹介しますね。

毛先より根元が明るい理由と白髪のメカニズム

根元が明るい色の髪

髪の毛の根元が明るいということは新しく生えてきた髪の毛が明るいということです。

 

その理由は、残念ながら、ほとんどが加齢によるものです。本当は黒い髪の毛が生えてくる予定の毛が、黒くなりきる前に生えてきてしまったのです。

 

白髪の一歩手前の状態ということになるのです。

白髪は白じゃなく透明

 

実は白髪は無色透明で、光の加減で白く見えているだけです。

 

透明な髪の毛の内部にメラニン色素が含まれることで黒く見えるのです。

 

一度メラニン色素を作り出す機能を失った毛根はほとんどの場合、もとに戻ることはありません。

 

メラノサイトの機能の低下

 

根元が明るい色の髪

 

髪の毛は毛母細胞という髪の毛の工場のような場所で作られ、メラニン色素はメラノサイトという細胞で作られています。

 

加齢や栄養不足、ストレスなどの原因でメラノサイトがメラニン色素を作れなくなると、髪の毛は色がつかないまま生えてきてしまいます。

 

毛母細胞が生きているうちは髪の毛は作られるので、白髪のまま伸びてしまうのです。

 

アミノ酸不足も原因

 

人間の体の約20%はタンパク質でできています。

 

タンパク質は20種類のアミノ酸からできていて、食べ物からとる必要があります。しかし、アミノ酸は生命の維持に必要な臓器から使われるため、髪の毛や爪への供給は後回しにされます。

 

このことから、普段の食生活が偏っている人の頭皮は栄養不足になっていて、白髪が生えやすくなるのです。

毛先と根元の色の差はセルフカラーで解決

市販のヘアカラーは手軽だししっかり染まるし、経済的ですよね。自宅で好きな時間に染められるメリットがありますが、髪の根元が明るくなりすぎる“逆プリン”になることも…。ただでさえ根元が明るいのに、これだけは避けたいです。そこで毛先と根元を同じ色に染めるコツと、ヘアカラーを塗る順番を紹介します。

 

染まりやすい部分を知ろう

 

髪の毛の太さと密度は同じように見えて、実は生えている場所により違います。

 

毛が太くて多い部分は染まりにくく、毛が細くて少ない部分は染まりやすいのです。

 

一番染まりにくいのが後頭部で、染まりやすいのが顔周りになります。

 

温度が高いと染まりやすい

頭皮の体温

逆プリンになる原因は頭皮の体温にあります。

 

市販のヘアカラーの大半は「アルカリカラー」と言われる薬剤で、高い温度に反応するという特徴があります。

 

頭皮の近くは体温で温度が高くなるので、頭皮全体に同時に塗ってしまうと一番先に色が明るくなります。頭皮から2センチはヘアカラーを少なめに塗るのを忘れないようにしましょう。

 

失敗しないヘアカラーの順番

 

いきなり塗り始めるのではなく、まずはクリップで髪の毛を分けましょう。

 

縦に4つほどに分けクリップで留めたら、襟足の部分から上に向かって塗っていきます。

 

ポイントは根元から2センチほど離して塗ることです。次に顔の横の髪の毛も下から順に塗っていきます。

 

塗り終わったら5分ほど時間をおいてから根元部分にもヘアカラーを塗ります。あとは商品の説明書通り時間をおき、染まり具合を確かめたらシャンプーします。

美容院でのオーダーの仕方は?毛先と根元の髪の色

ヘアカラーは美容院でやってもらうと色ムラがなく毛先から根元までキレイに染まります。

 

美容師はその人の髪質や傷み具合なども考えて薬剤の調整をするので、自分で染める自信がない人におすすめです。

 

ただ、メラノサイトの働き不足で根元が明るくなった髪は普通よりも色が抜けやすくなっています。美容院に行くときはそのことを説明して、毛先と同じ色にしてくれるようにオーダーするというのを忘れないようにしましょうね。