カラートリートメント使ってる人がパーマをかけるときの注意は?

カラートリートメント パーマ

普段ヘアカラートリートメントを自宅で使っていますか?もしそうなら、すぐにパーマをかけないようにしないといけません!

実はその2つの組み合わせは良くないんです!その理由とはなんでしょうか?

カラートリートメント使用しながらパーマもかけるには?

  • 美容室のパーマ液の成分とは?
  • カラートリートメントした翌日にパーマはかけないほうがいい理由
  • いつパーマかけたらいいの?カラートリートメント使ってる人の注意

美容室のパーマ液の成分とは?

カラートリートメント パーマ

主に美容院でで使うパーマ液の成分についですが、美容院のパーマ液は基本的に2つのタイプの液を使います。よく1剤・2剤と呼ばれますが、1液には「チオグリコール酸塩類」や「システイン(塩類)」「炭酸アンモニウム」「アンモニア水」「炭酸水素アンモニウム」などが入っています。

そして2剤には「臭素酸ナトリウム」や「過酸化水素水」などが含まれています。

パーマがかかる仕組みですが、まずタンパク質でできている繊維状の髪の毛の結合(システイン結合)を1剤で切り離します。そして形を整えてから2剤の酸性成分でシステイン結合をもう一度行わせて出来上がり、という感じです。

カラートリートメントした翌日にパーマはかけないほうがいい理由

カラートリートメント 併用

実はヘアカラートリートメントの入っている成分とパーマ液の成分とは相性が悪いことが分かっています。

例えばヘアカラートリートメント製品の中には、感光性の染毛料が使われているものがあって、主な成分は「硝酸銀」というものです。

この硝酸銀ですが、パーマ液に含まれるアンモニアと化学反応を起こしてしまう性質があります。これらの成分がくっつくと髪の毛が緑色に変化したりするのです。

気がついたら「え!?緑になってる!」なんてことが起きています。この硝酸銀は髪の毛にそのまま残留して落ちにくいという特徴があるので面倒な物質なのです。

また髪の毛や地肌へのダメージも出ることもあると言われています。大人気の「利尻昆布」製品でも青っぽくなったという報告があります。

このような化学反応を起こさないためには、ヘアカラートリートメントの翌日にパーマ、というのは避けた方が無難です。必ずしもおこるとは限りませんが、できるだけカラートリーメントで染めてから1週間以上あけてから、別の製品で染めるのが理想なんです。

いつパーマかけたらいいの?カラートリートメント使ってる人の注意

変色を防ぐためにどのくらい期間を空けたらいいのでしょうか?

普段ヘアカラートリートメントを使っているのなら、ある程度期間を置くことです。最低でも1-2週間はあけると良いでしょう。できれば1カ月くらい空けても良いですが、それはむずかしいと思うので、10日くらいが理想的かと思います。

美容室に行った時にヘアカラートリートメントを使っていたことを事前に説明しておくと、美容師さん側で良い提案をしてくれます。ヘアカラートリートメントと美容院でのヘアカラーやパーマの併用による変色は、わりとよく知られている現象なので、有効な対策を持っている美容師さんが多いんですね。

先に伝えておくと、それなりの対策をしてくれるのでいいですよ。

詳しくは、やはりかかりつけの美容室があれば、前もって普段からカラートリートメントを使っているけど、そういう場合どんなパーマをかけるのに、どのくらい空けるべき?と尋ねるのがベストです。

パーマにしてもソフトウェーブ程度のパーマだったり、エアーウェーブだったり、デジパだったりという種類もあり、その使う薬剤によっても多少違うので、美容師さんのやり方に従うのが一番良いですね。

(自分でパーマするという場合は1週間以上はカラートリートメントで染めてからの期間をもうけてくださいね)
ヘアカラートリートメントは自宅で簡単に白髪対策ができるので優れた商品ですが、パーマを頻繁にかけたい人は一度使用について考えると良いでしょう。

白髪染め

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