キク科の植物、ベニバナから取れるこの色素は、日本古来から染料として用いられてきました。
今も口紅などの化粧品、食品の染料などに使われています。また、日光や熱にも強いという特徴があります。ヘアカラー製品に着色用として用いられているのですが、ベニバナ赤色素自体は、それほど発色力が強くなく、他の着色成分と合わせて使われることが多いので、他の成分として何が使われているのかは気を付ける必要があります。
ベニバナ赤色素が入っているものを一例として挙げてみると
- 食品着色料
- 口紅などのメイクアップ用品
さまざまなものに入っています。ただ、食品としてあまりにも多量に摂り入れると内臓疾患などのトラブルなどもあることが報告されています。
髪の染料としてのベニバナ赤色素の使用はまったく問題なく安全性が高いことが報告されています。
ヘアケア、ヘアカラー製品購入の際は、ベニバナ赤色素よりも、それ以外の染料に何が使われているのかを注意する必要があります。