ジアミンアレルギーに注意!ある日突然発症する毛染めアレルギーは薬剤が原因?

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ヘアカラーの最中やそのあとに肌がピリピリしたり赤くなったり、とありませんか?プロだから安心というわけにはいかないヘアカラーによるアレルギー症状やなる前の注意などを解説します。

ジアミンアレルギー

今までヘアカラーをしていて、以下の症状になったことありませんか?軽い症状でも経験があったとしたら、既にジアミンアレルギーの予備軍かもしれません。

ヘアカラーによるアレルギーの初期症状

  • 頭皮や周辺がヒリヒリと痛む
  • かゆみや赤み
  • 湿疹やや腫れ
  • 皮膚のむくみ

※ビビット(TBS)で放送された「ヘアカラーでアレルギー」になった実際の症例を掲載しています。

ジアミンアレルギー

ジアミンアレルギー

美容院でカラーした後などでアレルギー症状が治まらない、またはもっと強くなる場合は必ず、薬剤の液がついた皮膚や周辺を洗い流して安静にするか、早めに皮膚科でみてもらうようにしてください。

特に、アレルギー反応が出てしまうと、症状が落ち着くまでにかなりの時間を必要とするし、皮膚のダメージが強いと外出も制限されるなどの支障が出るので、定期的にヘアカラーを使っている人は、対処も合わせて確認しておいたほうがいいですね。

→ヘアカラーでアレルギー出た人で白髪を染めたい!人におススメの安心カラートリートメントのレビュー
2016年に朝の番組ビビット(TBS)で放送されたヘアカラーアレルギーの番組は、とても印象的な内容なので写真と一緒に紹介します。関連の特集記事でも症状ごとにまとめています。

ジアミンアレルギー

ヘアカラーでアレルギーを起こすということがどんなことかわかりますか?

自分はアレルギー体質じゃないから関係ないって思っている人が多いでしょうが、いままで全く症状がなかったのに、ある日突然白髪染め中に頭皮や周辺の皮膚に変化が起こり、かゆみや痛みなどを強く感じるようになってしまうのです。

深刻なケースになることもあるので、注意したいのですが、単純にヘアカラーの刺激による皮膚の炎症(刺激性接触皮膚炎)の場合もあるので、どんな症状なのか、すぐに対処すべきものかなどちゃんと見極める必要があります。

ビビット放送!ヘアカラーのアレルギー症状

ビビットのヘアカラーアレルギー特集では、20年間髪染めしなかった宮腰さん、という女性が白髪を隠すために久しぶりに毛染めをすることになった経緯などを紹介していました。
彼女は普段はエステを経営していて、お客様の施術を行うのが仕事です。ある日突然毛染めアレルギーになってしまったのは、久しぶりに白髪染めをしたのがきっかけでした。

ジアミンアレルギー

現在は、改善してキレイな姿に戻っていますが、2年前に白髪染めをしたときは、ジアミンアレルギーでとても大変状態になってしまいました。

ジアミンアレルギー

美容院で白髪染めをしてもらった後、突然アレルギーが発症して、このように顔中が腫れてしまったということです。

ジアミンアレルギー

当時は、あまりにもひどい自分の姿に、泣き崩れるばかりで、このまま一生もとに戻らなかったらどうしようという気持ちの宮腰さんでした。実は、宮腰さんは、ヘアカラーをしたのは今回が初めてでなかったんです。27歳の頃にも、一度、おしゃれ染めしたことがありました。

ジアミンアレルギー

その時は、頭皮と耳がただれてしまい、皮膚科に行ってみてもらったら、ジアミンアレルギーと診断され、それ以来、ヘアカラーはしなかったのです。若い頃のヘアカラーは沢山の人がやるので、まさか、自分がアレルギー反応でそんなことになるとは想像もつかなかったそうですが、ジアミンアレルギーというのは、いつ発症するか、というのは、人それぞれで違うため、難しい判断なのです。

20年間髪染めしなかったのに再びジアミンアレルギーになるまで

40代半ばになって、白髪が目立つようになり、今回は初めて白髪染めをしようと決心し、友だちが紹介してくれた美容室にいくことになりました。

ジアミンアレルギー

もともとアレルギーがあることを伝えたので、美容室の方も、アレルギーの出ない薬剤があるので、それを使用してくれるというので安心してお任せしたわけです。

ジアミンアレルギー

ところが、その白髪染めをして2時間くらいから、炎症が出ている感じになり、頭皮がどうも痛痒い感じがしてたまらなくなり、その後頭が腫れてきて、夜には顔も腫れてしまったのです。その日の夜の撮影した顔はパンパンに腫れて目尻も下がってしまいました。そして、その翌朝、おでことまぶたが大きく腫れて、片方のまぶたはほとんど閉じてしまったので、病院へ行くことにしました。

ジアミンアレルギー

その日はマスクをして眼帯もして、エステのお仕事をしました。

ジアミンアレルギー

仕事中、ずっと痒みがひどく我慢をしていたのですが、夕方になると、顔全体がさらにむくみ、今度は、もう片方の目もふさがるほどになり、両目が開かなくなりました。病院で注射をうってもらいましたが、1週間は腫れがひきませんでした。

ジアミンアレルギー

このまま、腫れがひかなかったら、どうしよう、という悲しみばかりで、毎日泣いていたのですが、少しずつよくなっていきました。

ヘアカラー アレルギー

宮腰さんのように、一度でもアレルギーが出た人は、いくら年数が経過していても、再び使うのはとても危険です。

ヘアカラーの成分のパラフェニレンジアミンがアレルギーの原因!

ジアミンアレルギー

ヘアカラーでアレルギーを起こす原因は、パラフェニレンジアミンです。この刺激成分が入っているヘアカラーは、一度でもアレルギーが出たことがある人は使ってはいけません。

ジアミンアレルギー

特に、乾燥した皮膚から傷口などを通じて毛穴から体に入り、目やほかの器官で障害が起こしてしまう可能性があります。アレルギー反応が出ない人もいますが、ずっと毛染めしていたのに、突然起こる場合もすごくあります。

ジアミンアレルギー

アレルギーを説明するとき、よくコップの水に例えられますね。
一人ひとりコップを持っているとして、その人のコップにアレルギーを起こす成分がいっぱいになったとたん、アレルギーを発症させるといいますが、そのコップの容量は人によって全く違います。疑わしいと感じた時点で、もう二度とヘアカラーを使わないという覚悟が必要です。

ジアミンアレルギー

宮腰さんのようなハッキリとした症状は当然ですが、例えば、なんとなく毛染めの最中に頭皮がチリチリしたり、痛痒いなど感じるようなら、我慢すれば、大丈夫、と思わないで、その次からはやめるべきです。

自分の免疫がどこまで耐えられるかにもよりますが、痛みやかゆみを無視してはいけないのです。

頻繁にジアミン入りの毛染めを重ねることでアレルギー症状は深刻化する傾向があるので、控えめにしていくほうがいいでしょう。

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アレルギー成分フリーのヘアカラーランキング

ヘアカラーには上記の痛ましい写真のような状態を引き起こす成分が含まれることがあります。
例えば「パラフェニレンジアミン」などですね。

通常の髪染め剤だと染める力が強い代わりに刺激も強くなるのでアレルギー対策をするのであればヘアカラートリートメントがおすすめです。

ヘアカラートリートメントは通常のヘアカラーよりは染色力が弱いのですが、定期的に使用することでしっかりと染まるというヘアカラーです。

「トリートメント」成分が配合されているので、髪染めであっても頭皮に優しく育毛効果や頭皮ケアの効果があるものもあります。

つまり、ヘアカラートリートメントは頭皮頭髪のケアをと同時に髪染めができてしまう魔法のようなアイテムといった感じなんですね!

アレルギー成分が配合されていない特にオススメのヘアカラートリートメントランキングを紹介しておきます。
それぞれの商品の詳しい説明記事も下記ランキングボタンから開けますので興味があればぜひ見てみてください!

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ヘアカラー後の異変(赤みや顔にブツブツ・かゆみ・首の湿疹)

ヘアカラーでアレルギー発症?動悸がしたら?

ジアミンアレルギー

アレルギー反応で動悸や呼吸困難を起こすレベルの場合は、放置していても治まるということはほとんどありません。もし治療しないで数時間程度休んだら治まったというケースの場合、それはヘアカラーの影響でアレルギーを起こしているのではありません。

パラフェニレンジアミンアレルギーは、一度アレルギー反応が出ると、その後は継続的にアレルギー反応が出るはずですので、それ以降は絶対にヘアカラーで染めることはできません。症状が強くでてひどい場合は、このようになります。

呼吸困難⇒意識を失う⇒死
ヘアカラーで動悸や呼吸困難の反応が出たら病院に行って、検査や相談をし、正しいアレルギーの治療を行ってください。

接触性皮膚炎やアレルギーになりやすい頭皮と健康な頭皮の違い

ヘアカラーで肌の色に赤みが・・

ジアミンアレルギー

ヘアカラー剤が付いた部分が赤く腫れたり、かゆくなったりしている場合、肌がかぶれてしまった可能性が高いです。

目でみてわかる場合もあります。(写真にある皮膚の赤みは軽度で、このくらいの赤みだと自分では気が付きません。もう一つの矢印で皮膚が黄色くなっているのは皮脂です)

この症状は、「接触性皮膚炎」といってヘアカラーの成分によるアレルギー反応か、刺激による反応の皮膚炎か、どちらかです。

原因としては、ヘアカラーのときに使う2液の酸化染毛剤でブリーチするときに起こったものかジアミンによるアレルギーのどちらかの可能性が高いです。
炎症が強い場合は、皮膚科にいき、処方してもらいましょう。
刺激性接触皮膚炎とアレルギーとの見分け方!

ジアミンアレルギー

健康な頭皮と比べるとやはり染毛を繰り返して皮膚炎を起こす可能性のある頭皮は赤みがかっています。

皮膚トラブルのない健康な頭皮は肌が青い色を帯びているのです。また、同じ人なのに、頭皮の場所によって、前髪付近は赤い皮膚だけど後頭部の頭皮は青みがかったり、といろいろです。

やはり、酸化染毛剤やジアミン使用した染毛剤で白髪染めを繰り返していると刺激によってアレルギーや刺激性接触皮膚炎をおこしやすくなります。

できるだけ永久染毛剤ではなく安全な天然成分が主な染毛料の製品に切り替えるのがよいですね。

ヘアカラー後にアレルギー症状か?抜け毛が多くなる

ヘアカラー後から髪の毛が抜ける

ジアミンアレルギー

必ずしもヘアカラーが、抜け毛が増えてしまった直接的な原因とはいえませんが、化学薬品を使うため、それなりの副作用があります。

一般的なヘアカラーは、過酸化水素を使って髪色を抜き(脱色)、色が入りやすくします。その後、酸化染毛剤などを使って色を入れていきますが、どちらも刺激の強い薬品を使うため、頭皮を保護しながら、染めていきます。

しかし、確実に避けることは難しいため微量なりとも頭皮についてしまうので、それによる刺激を受け、頭皮環境が乱れてしまい、その後抜け毛が増えるという結果につながります。

抜け毛が多くなるとき、頭皮の色を鏡で見ると赤く炎症を起こしていることがあるので、ひどい場合は皮膚科に行って治療してもらったほうがいいでしょう。

ヘアカラー後にブツブツが!アレルギーによる湿疹?

湿疹や蕁麻疹がでてきたら?

ジアミンアレルギー

頭皮や髪の生え際、まぶた、額、耳の後ろ、首すじなどにヘアカラーの薬液がついたり、洗髪時のすすぎ液がつき、その後に湿疹や蕁麻疹のようなブツブツ(丘疹や小水疱)ができてしまうことがあります。その日に限らず、数日後に現れる場合あります。

このような皮膚の炎症が出る場合は、毛染め後の48時間後が一番ひどく現れますので、ほかに痒みや赤み、動悸なども進行しているのなら、早めに専門医(皮膚科)に行って治療してもらいましょう。

アトピー性皮膚炎は白髪染めできる?

ジアミンアレルギー

もともとアトピー性皮膚炎を持っている人は、はじめから市販のヘアカラーや美容院のカラーリングも避けたほうがいいでしょう。

敏感肌でさらにステロイドを使ってる場合、万が一の事故にも注意しながら行う必要がありますが・・やはり、ジアミン系のヘアカラーは使わないと決めたほうが体には安心です。

アトピー肌でも白髪染めしたいのなら、一番使いやすいのが白髪染めトリートメントです。

1週間から10日くらしか染め持ちしないけれど、少しなら明るめの色に染めることもでき、値段も安いし自宅で簡単に染められます。

コストパフォーマンスも良いし、昆布や植物などの天然成分で染めるため頭皮にやさしく染められます。

刺激成分がほとんど使われていないし、お化粧品の部類に入るヘアカラートリートメントだからこそ、アレルギー持ちのお肌でも安心して使えます。

ジアミンアレルギーのヘアカラー

白髪染めトリートメントは、もともとアレルギーもちのために白髪が染められないという悩みを持っていた妹さんのために研究されたのがきっかけで生まれたということです。

ジアミンのように強い薬剤を使う毛染めではなくせめて髪色を女性らしく染めたいという切実な願いから作られたものなので、安心して使えます(ただし、製品は選びましょう・いろいろありますので)

ジアミンアレルギー

実際に私もはじめはおでこ近くの頭皮が赤く数か月治らなかったのですが、ヘアカラートリートメントを使っていてまる1年後には、ちゃんと肌色になり、拡大カメラで移しても青い頭皮があちこちにみられるようになりだいぶ改善していると思います^^自分の体は自分で守らないと、ですね。

ヘアカラー剤の薬剤が危険!美容師さんも注意

ところで、美容室のカラーリングでは定番となっているジアミンという染料は、なぜこんなにも危険と言われているのに使われ続けているのでしょうか?
それは、染料の中でも一番髪から退色しない染料で、これに勝る成分はないからなんです。

ジアミンアレルギー

つまりジアミンを使わないとどうしても、一度は染まってもシャンプーで洗髪するたびに色が抜けていくというのは仕方ありません。

また、日本人の黒髪で白髪を染めるのに、どうしても必要な色味で、ジアミンは茶褐色に発色させる染料のため、どうしても茶色っぽく染めるにはこのジアミンが欠かせません。

また、白髪染めではなく、お洒落染めのカラーリングではほかの染料を組み合わせて明るい髪色に仕上げるので、特にジアミンは使わなくてもよくて、脱色のむらを抑えるためにジアミンを入れて整えるという使い方をします。

つまり、永久染毛剤として染め落ちのない染料を選ぶとジアミンはつきものということになり、ジアミンが入っていない染料はあるのか?というと、どうしても色抜けする染料を選ぶことになります。

それなら、天然成分のみで染めながら更に髪のヘアケアや育毛効果もあるような染料を使ったほうがメリットが高いのではないでしょうか?

ヘアカラートリートメントは、早い人で1週間前後で色落ちしますが、上手に使うと10日くらい持ちます。

週一でヘアカラートリートメント
を使って染めるのも、簡単に染める方法がわかれば手軽にできるし、美容院に行くより安いので、手放せなくなります。

パラフェニレンジアミン(PPD)は美容師も危険!アレルギー性接触皮膚炎

アレルギー性接触皮膚炎(ジアミンアレルギー含む)は、ヘアカラー剤の薬剤が原因でアレルギーを起こした皮膚炎のことです。

ジアミンアレルギー

もちろんパッチテストを事前に行えば、アレルゲン(アレルギーの原因物質)に反応する体質かどうかわかるので、ジアミン系のヘアカラーを使う人は定期的に、自分がジアミンでアレルギーを起こすかどうかをチェックするのが一番安心です。

逆に、それさえわかれば、事前にジアミンを使ってはいけない、と認識できるため、突然ジアミンアレルギーの症状になることは、100%近いくらいありません。

パッチテストで何の異常反応もなかったら、ヘアカラーを使っても美容院で白髪染めしても、皮膚がかぶれることはないし、ひどい症状になることもありません。(ただし経皮毒については心配はぬぐえないので・・)

また、美容師さんなど、PPDを頻繁にとり扱う職業の人に、粘膜や皮膚の炎症が、出ていることがわかっています。

パラフェニレンジアミン(PPD)はアレルギー性接触皮膚炎のアレルゲンに分類されているので、自宅でヘアカラーを使う人はかなり注意したほうがいいでしょう。製品の裏面の成分表を見て、このパラフェニレンジアミンが含まれている場合は、事前にパッチテストを絶対にしてから使うようにしないと危険です。

PPDでアレルギー反応による接触皮膚炎をうったえる人の約10%以上が美容師や理容師の手などが占めているということまでわかっているので、いかに頻繁につかうことで危ないのかっていうのもわかりますね。

手袋をはめて白髪染めするといっても、ほぼ毎日ジアミンに触れているため、そのダメージも大きいのでしょう。

美容師さんや理容師さんたちこそ、定期的なパッチテストを行うべきなのかもしれませんが、職業がら、施術をやめるわけにもいかず、死活問題となるため、ここは非常にナイーブな問題です。

日本でのPPDの陽性率は世界的にみてもかなり高いというデータもあり、その理由には、日本人の黒髪のための白髪染めで大量にパラフェニレンジアミン(PPD)が使われるからでしょう。

美容師さんでない私たちは、わざわざ危ない成分に頻繁に触れる必要はありません。

なるべくPPDアレルギーにならないためには、ヘアカラーは頻繁には使わずに年に1度または2度程度におさえていき、できるだけ自宅でヘアカラートリートメントを使うという適度な使い方にしていくのがおすすめです。

需要が減れば供給も減るので、そうすることで美容師さんたちの健康も守れるかもしれませんね。その代わりカットにはお金をかけましょう^^

ヘアカラーで白髪染め中に目が染みる時の対策は?

もし、ヘアカラー中に目が染みるようになった場合の対処はどうしたらいいでしょうか?
頭皮の痛みやかゆみ、肌が赤くなる、湿疹、目が染みるといった症状は、ジアミンアレルギーの特徴的なものですが、眼がしみてきて、目が開けられなくなるというのもあります。

一番怖いのはカラー剤が目に入ってしまうことですが、入らなくても頭皮や皮膚からの微量な浸透によりアレルギー反応を起こして目まで痛くなるということがあります。

もし、目が染みてきたという症状を感じたらすぐに皮膚科に向かいましょう。

ヘアカラーによるアレルギーは、ひどい場合には顔がただれたり腫れたり、目に入れば失明の危険もありますので、美容室にいる間なら、なるべく早く薬剤を落としてもらい、病院に行くことです。

我慢は不要です。もし、ひどくならずに症状が治まってくるようでも、薬剤を続けて塗ったりすることはしないようにしましょう。自宅に戻ってゆっくり休んでください。

まだアレルギーを起こしていない人におススメ!美容院での染め方

ジアミンアレルギー

特に、美容院でヘアカラーで白髪染めをする時は最初に、髪をブリーチして一度脱色してから色を入れていきます。

ブリーチがしていないとちゃんと入ってくれない色もありますが、だいたいそれは髪色より明るい色に染めたいときです。

脱色(ブリーチ)しないで、色をのせるだけのカラーリングもできるので、できるだけ髪や頭皮にダメージを与えないためにブリーチなしで染めるのをおすすめします。

もし、美容院でオーダーを出す時は「ブリーチなしで白髪染めして」と言うようにしましょう。

ただ全ての美容室が受け入れてくれるとは限らないので、事前に確認しておくと良いでしょう。(最近は多くなったのでほとんど可能です)

ブリーチは美容院で行われる作業の中でも髪へのダメージがひときわ大きいメニューです。ブリーチ剤には過酸化水素水がふつう入っていて、皮膚につくとヒリヒリすることもあります。

これをやめることで少しでも頭皮のダメージリスクを下げることができます。

デメリットとしては、透明感の出方がブリーチをした時よりも落ちることや、人気のアッシュカラーが入りにくいという発色の問題がありますが、黒やこげ茶に染めたいのであればほぼ問題ありません。

ヘアカラーのアレルギーを起こさないためにやるべき【パッチテスト検査】とは?

ジアミンアレルギー

皮膚が敏感でアレルギー体質ぎみという人はヘアカラーに含まれている成分の危険性には注意が必要です。

パッチテストは、ヘアカラーを使う前は毎回する必要があります。
ヘアカラートリートメントは1回パッチテストを行えば、ほぼ大丈夫かと思います。

ヘアカラーとヘアカラートリートメントはかなり違うので、面倒くさいという人は、やはりヘアカラートリートメントを使ったほうがいいでしょう。

自分で検査できる?

パッチテストは毎回ヘアカラーをする前に行いましょう。

ジアミンアレルギー

パッチテストとは、ヘアカラーの成分を少量だけ腕などにつけてみて、肌に異常が現れないかテストすることです。本番の前にこのテストをすることでアレルギー症状が出るのを未然に防ぐことができます。

異常が出る場合は、12時間~24時間経過後くらいからかゆくなってきたり、肌が赤くなったりはれたり、湿疹のようなものが出たりします。

もしこういう状態になったらヘアカラー商品の使用は控えましょう。使おうとしていた製品だけでなくヘアカラー全般の使用を控えるべきです。もちろん過敏な人はヘアカラートリートメントでも検査したほうがいいです。

検査の時間や準備物

ジアミンアレルギー

アレルギー検査のやり方はシンプルです。使用する48時間前に腕の内側のやわらかい部分にほんのちょっと溶剤をつけてみて、30分後、24時間後、48時間後といった感じで観察することです。

テスト中は溶剤を流し去ってしまわないために入浴はできません。また摩擦などの刺激を与えないようにするのが大事です。

なぜ48時間前かというと、ヘアカラーのアレルギー皮膚炎(ジアミン系物質によるアレルギー)は24時間~48時間経過後あたりに症状が一番ひどくなるからです。

一つ注意点ですが、このパッチテストは1回やればOKというわけではありません。ヘアカラーを使うたびに行う必要があります。

というのは今まで問題なくヘアカラー商品を使えていたとしても、突然体質が変わって症状がでることがあるからです。かなり面倒ですが、リスクをさげるためにパッチテストは欠かさないようにしましょう。

体調に注意すべき?

アレルギー検査に関してもう1つ注意点があります。体調が悪い日にヘアカラーを使うと、体調の悪いのがきっかけでかぶれが出る可能性があります。

体調が悪いと肌が過敏になってしまい反応が出やすいというのがあるので、なるべくヘアカラーを使う日は体調が万全な日を選びましょう。

アレルギー対策なら無添加カラートリートメントがおすすめ

パッチテストでヘアカラーに含まれる成分と自分の体の相性を確認することはアレルギー対策の1つですが、そもそも刺激の強い成分を含まないヘアカラーを使うのも良いです。

通常の髪染め剤だと染める力が強い代わりに刺激も強くなるのでアレルギー対策をするのであればヘアカラートリートメントがおすすめです。

ヘアカラートリートメントは染色力が強すぎないので定期的に使用をする必要がありますが、トリートメント成分が配合されているので頭皮にとてもやさしい作りになっています。

ただし、ヘアカラートリートメントの中にも、頭皮に優しくない成分を含んでしまっているものもあります。

ということで、ヘアカラートリートメントの中でもアレルギー対策がしっかりされているヘアカラートリートメントをランキング形式で紹介していきます。

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