髪の毛と女性ホルモンには深い関係があった!抜け毛・頭皮への影響を解説

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女性ホルモン 白髪

いつの時代も、きれいな髪の毛は女性のあこがれですよね。
しかし年齢を重ねるとハリ・ツヤが不足したり、抜け毛や薄毛に悩む人も多いです。なぜ加齢とともに髪が抜けるのでしょうか?

理由はいろいろありますが、女性ホルモンの減少が大きく関係しています。

女性ホルモンが影響する範囲は頭頂部から耳までの髪だけと言われますが、髪のほとんどなので女性にとって重要な問題と言えます。

髪が伸びるのが早くなる?女性ホルモンの役割

女性ホルモン 白髪

髪の毛は抜けたらすぐに生えるわけではなく周期が決まっています。

髪が成長して抜けるまでの間を「ヘアサイクル」と呼び、4年から6年の期間があります。

女性ホルモンはヘアサイクルを長くする働きがあるので、健康な髪を長く維持できるメリットがあります。

また、髪を早く伸ばす効果もあると言われますが、そのメカニズムはまだ解明されていません。

髪を抜けにくくする

女性ホルモンは髪を抜けにくくする効果があります。髪が抜けないと健康な髪が多いのでコンディションの良い状態が保たれるということです。
また、頭皮環境を整えヘアサイクルを長くして髪の成長を促進する効果もあります。ホルモンバランスが崩れると、抜け毛が増えるだけでなくフケやかゆみの原因にもなります。

コラーゲンを増やしてツヤ髪に

女性ホルモンの「エストロゲン」コラーゲンの合成を助ける働きがあります。
最近の研究で肌だけでなく髪の毛のハリとツヤもアップさせることがわかってきました。
40代以上になると髪にツヤがなくなるのは、エストロゲンの減少が関係しているのです。

薄毛に影響?男性ホルモンが増えると髪が抜ける?

ある日鏡を見ると顔の産毛が濃くなっていて驚いた!という経験はありませんか?
その原因は男性ホルモンの増加かもしれません。
女性のもつ男性ホルモンの量は、男性の10分の1程度ですが、加齢やストレスで男性ホルモンの割合が増えると体毛が濃くなるのです。
それとは逆に髪の毛は「5αリダクターゼ」という薄毛の原因となる酵素と男性ホルモンが結びつきやすくなり抜けやすくなります。

卵巣の衰えが原因

女性ホルモンは主に卵巣で作られますが、更年期になると機能が衰えてたくさん作られなくなります。
しかし、脳は女性ホルモンを作るように指示を出し続けるので、卵巣は代わりに男性ホルモンをたくさん作るようになります。

「女性男性型(FAGA)脱毛症」に注意!

びまん性脱毛症とも呼ばれる女性特有の薄毛です。
40代以降の女性がかかりやすく、髪全体が薄くなる特徴があります。更年期の女性に多くみられ、全体的に薄くなるので気付くのが遅れることも。
髪のボリュームが減ってきたら要注意です。FAGAは初めに頭頂部の分け目が目立ってくるので、鏡でチェックすると見つけやすいでしょう。

髪のくせ毛・うねりは女性ホルモンのせい?

女性の髪は一生のうちに、三度大きな変化をします。一つ目は思春期に子どもの髪から大人の髪になるときです。
あとの2つは大人になってからのホルモンバランスの乱れで起きます。こうした後天的なくせ毛やうねりは生活習慣の見直しや冷え対策など、ホルモンバランスを整えることで改善されることがあります。

出産後のタイミング

妊娠中に増加した女性ホルモンのエストロゲンは出産後に急激に減ります。
多くの女性は産後3か月くらいから、抜け毛に悩まされますが、この時期に突然くせ毛になる人も多いです。1年くらいするとホルモンは通常通りに戻りますが、間違ったヘアケアやストレスの影響でうねりが残る人もいます。

加齢のタイミング

40代から減少する女性ホルモンが原因で、髪質が変わりくせ毛になることもあります。
加えて、加齢による頭皮のたるみがもとで、うねりがでることも。くせ毛の上に髪が乾燥してパサパサになるので、そのままにしておくと老けた印象になります。トリートメントなどのケアで目立たなくすることは可能です。

ホルモンを味方にする!女性ホルモンで髪ツヤツヤ

加齢による女性ホルモンの減少は避けることはできませんが、遅らせることは可能です。
ツヤのあるきれいな髪は実年齢よりも若く見せてくれます。
生活習慣と食生活の見直しや運動不足の解消、そしてストレスをためないことが女性ホルモンを分泌させる秘訣です。今日からホルモンを味方にして美髪生活を始めましょう。

猫毛や髪が少ない女性は薄毛になりやすいのか

もともと髪の毛が少ない、猫毛でパーマもかかりにくい…こんな悩みを抱える女性は意外に多いです。
生まれつきだから仕方ないと諦めている人も多いでしょうが、放っておくと髪がさらに細くなり薄毛の原因になるって知っていますか?そうならないためにも早めの対策は必要ですから、チェックをしておくといいですよ。

髪の少ない女性の基準とは?

多くの女性は加齢とともに薄毛になっていきます。
個人差もあり明らかな基準はないですが、気になる症状から判断することはできます。現在の頭皮の透け具合や髪のボリューム感などで、個人別に判断してみてください。

分け目が目立つようになった

女性は毎朝、鏡の前で髪の毛をセットする人が多いですよね。
その時に髪の分け目が白く目立つようになったと感じたら要注意です。特に、頭頂部のつむじの部分が目立つようなら、薄毛のサインがでていると思っていいでしょう。

ハリ・コシがなくなった

髪のハリとは弾力のことで、指に巻き付けたときに「スルッ」と戻るのがコシです。
ハリとコシのある髪の毛は、1本で150gほどの重さに耐えられるのですが、細くなった髪の毛は途中で切れてしまうのです。頭皮から生えた髪がペタッとする、ツヤがなくなったと感じるなら薄毛の兆候と疑った方がいいでしょう。

髪の少ない女性が注意すべきこと

髪の毛が少ない女性は、もともとの髪質や量など遺伝の要素が強いと言われますが、生活習慣による原因で薄毛を加速させている可能性もあります。
また、30代から減少する女性ホルモンの乱れで、男性ホルモンの影響を受けやすくなり、薄毛になる場合もあります。

頭皮の硬化

眼精疲労や肩こりが原因で、頭皮が硬くなることがあります。
頭皮が硬化すると、血流が悪くなり髪の毛に栄養が行き渡らなくなるので、薄毛の原因になります。
肩こりと同じように、血流がよくなると改善するので頭皮マッサージをするのがおすすめです。

びまん性脱毛症

「びまん」というのは一面に広がると言う意味で、頭皮全体の髪が均等に抜ける症状のことです。
地肌が透けて見えるようになるので、女性にとって一番避けたい症状です。
もともとは加齢によるものが多かったのですが、最近では30代40代の女性にも増えています。
原因はストレスやダイエットによる栄養不足が多いと言われているので、ストレスを溜め込まないバランスのとれた生活を目指しましょう。

髪の少ない女性へおすすめ!正しいシャンプー法

髪の少ない女性は、生えている髪の毛を細くしないケアも必要です。髪を覆っているキューティクルはシャンプーのときにはがれやすくなり、キューティクルの層が薄くなると細毛化の原因になります。忙しくて毎日はケアできない人は週に数回のケアでも十分に効果が期待できるので、ぜひ取り入れてみましょう。

正しいシャンプー選び

ますは頭皮と髪に優しいシャンプーを使いましょう。おすすめはアミノ酸シャンプーです。
アミノ酸はタンパク質を分解するとできる物質で、私たちの体もアミノ酸から作られています。肌への刺激が少なく、乾燥を防いでくれるので薄毛対策に効果を発揮してくれます。
⇒抜け毛や白髪対策に効果高いシャンプー!失敗しない選び方とは?

正しいシャンプー方法

まず、頭皮全体を丁寧にブラッシングして血行を促進しましょう。
次に、お湯で十分に髪の毛を湿らせ、シャンプーを泡立ててから髪を洗い始めます。洗うときは、指の腹で気持ちがいいくらいの加減でマッサージするように、丁寧に洗っていきます。無理な力で引っ張ったりしないよう気を付けましょう。

シャンプー後のヘアケア

シャンプー後のタオルドライは、ゴシゴシこすらないようにしましょう。
濡れた髪はキューティクルがはがれやすくなっているので、ポンポンとタオルで挟むように拭くのがベストです。さらに、ドライヤーの前に女性用育毛剤を使うと血行促進効果が高まっておすすめです。

髪の少ない女性必見!おすすめパーマとヘアアレンジ

髪の毛を今以上に細くしないために対策をするのと同時に、薄毛が目立たないヘアアレンジもおすすめです。
基本三原則は、分け目を決めない、レイヤーで立体感をだす、前髪を厚くすることです。
分け目はジグザグに分けると地肌が目立たないですし、ヘアカットのときにレイヤーを入れてもらうと立体感がでて薄毛が目立たなくなります。前髪も厚めにつくることで、おでこがチラ見えするのを防いでくれます。

トップからかけてボリュームアップ

髪の少ない女性の髪型で一番効果が高いのがパーマヘアではないでしょうか。
さらに自然に見えるパーマのコツをつかんで、細い毛をカバーしましょう。
短い髪の場合は、トップからパーマをかけることによりボリュームがでるので、分け目やつむじが目立たなくなります。
髪が長い場合は、毛先部分にゆるいパーマをかけると、ふんわりボリュームがでます。ポイントは細かいウェーブにすると老けて見えるので、大きなウェーブにすることです。

ハーフアップでボリューム感を

肩より長い髪型のときは、ハーフアップがおすすめです。耳の上の髪の毛をランダムにとって、頭頂部で結ぶだけなので簡単にアレンジできます。
ポイントはきつく結ばずに、ふんわりと結ぶことです。時間があれば、ヘアアイロンなどで巻いておくと、さらにボリュームがでるのでおすすめです。

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