ラベンダーの精製油は、アロマテラピーの世界でもよく用いられ、薬としての効果があります。それゆえ毛髪や肌などに対しても良い効果があることがわかっています。
ラベンダー油やラベンダーの香りの効能
- 免疫力強化の作用もあり、感染症などを予防する
- 自律神経のバランスを調整する
- 抗炎症、鎮痛、消毒作用などがある
- 細胞成長を促進する
このようなときなのですが、このような働きをもつラベンダー油を、ヘアケアやヘアカラーなどに成分として用いる場合はどのような効果があるのでしょうか。
ラベンダー油がヘアケア製品に入っているとどのようなよいことがあるのかというと
傷んだ髪を修復する
肌の炎症を和らげる
カラーなどで傷んでしまう髪も、ラベンダーの力で回復を早めることができるんですね。
ラベンダーの香りは心を落ち着かせる働きもあり、ヘアケア製品に入っているといいことばかり。ラベンダー成分の入ったヘアカラー、ヘアケア製品を積極的に取り入れていきたいですね。
ミリスチルアルコール
ミリスチルアルコールは、水に溶けにくいという油性の特質を持った高級アルコールで、クリームや乳液などを入荷した状態で安定させる作用があります。高い保湿性もあり、皮膚を保護する働きがあることや、毒性もなく安全性が確認されていることから、多くのヘアケア製品、化粧品に使用されています。
ヘアケア製品に入っているミリスチルアルコールの働き
- 毛髪に柔らかさ・なめらかさを与える
- 製品ののびや感触をよくするための働きがあり、髪がきしむのを防ぐ。
- 地肌を清潔に保つ
という働きがあることがわかっています。
ちなみに、同じアルコールでも、エタノールやグリセリンは低級アルコールと呼ばれます。こちらはミリスチルアルコールのような高級アルコールと違って水に溶けやすいん性質があります。エタノールは手作り化粧品に精油などを溶かし込む溶媒として利用されることもありますが、実は親油性はそんなに強くないんですね。高級アルコールは化粧品、ヘアケア製品には欠かせない成分となっています。