ラサーナヘアカラートリートメントは、白髪へのカラーリングを目的としたトリートメントです。
普段のリンスやコンディショナーの代わりに使うだけで徐々に白髪に色が着き、数回の使用を経て希望の色に近づくことができるカラートリートメントは、自宅で簡単に取り組むことができるという点から昨今人気の白髪ケア方法です。
各メーカーから様々な商品が販売されていますが、実際にカラートリートメントを使用した人からは「あまり色が入らず綺麗に染まらない」と言った声や「肌に合わず頭皮がかぶれてしまった」など、中々満足できる商品に出会えない方も多いようです。
その中でもラサーナカラートリートメントは「簡単&短時間で白髪染めの効果と美髪効果を発揮する新たなトリートメント」と宣伝しており注目が集まっています。
ラサーナといえばダメージヘアやエイジングヘア向けのシャンプー・トリートメントで人気を博しているメーカーなので、使ったことはなくても店頭でラサーナの商品を見たことがあるという方は沢山いらっしゃると思います。
ラサーナの商品は口コミも高く、そんなラサーナから出たカラートリートメントにますます興味がわきますね。ということで、今回はそんなラサーナ カラートリートメントの含有成分やオススメする人、しない人などをまとめてみました。
目次
ラサーナカラートリートメントとは?
ラサーナカラートリートメントはシャンプー後タオルドライした髪に適量をつけ、そのまま5~10分程度放置したらお湯に色が出なくなるまでしっかりとすすぎを行うだけという非常にシンプルなものです。
メーカーからはハッキリとした使用頻度は明示されておらず、自分のペースに合わせて毎日~数日おきに使用するのがベストとのことです。
また、開封後は6ヶ月以内に使い切るようにしてください。ではここから基本情報を見ていきます。
商品名 | ラサーナカラートリートメント |
---|---|
価格 | 3,024円(税込) |
内容量 | 180g |
カラーバリエーション | カラーバリエーション ダークブラウン 全1色 |
推奨使用頻度 | 1週間に1~2回 |
他メーカーではカラーバリエーションがもう少し豊富なことが多いのですが、ラサーナカラートリートメントのカラーバリエーションはダークブラウンのみとのことです。
ダークブラウンというと黒に近い深みのあるブラウンを想像するかもしれませんが、わりと明るいイエローブラウンに染まるようなので、使用後「想像以上に明るかった!」とならないよう、使用前にはあまり目立たない場所の髪を使ってカラーテストをするのがベストです。
ラサーナの気になる成分を徹底分析
では次に含有成分を見ていきましょう。本当に短時間で白髪も髪も綺麗になる成分は含まれているのか?徹底分析します。
成分
水、水添ナタネ油アルコール、ミリスチルアルコール、BG、グリセリン、ソルビトール、尿素、パルミチン酸エチルヘキシル、ステアルトリモニウムブロミド、ペルベチアカナリクラタエキス、ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解ケラチン、加水分解コンキオリン、コンフリー葉エキス、サンショウ果皮エキス、ボタンエキス、オリーブ果実油、水添コメヌカ油、ホホバ種子油、シア脂、オレイン酸フィトステリル、ポリクオタニウム-48、グリシン、ステアラミドプロピルジメチルアミン、炭酸水素アンモニウム、乳酸、イソプロパノール、エチルヘキシルグリセリン、エタノール、ステアリン酸グリセリル、PCAイソステアリン酸PEG-60水添ヒマシ油、香料、ムラサキ根エキス、ウコンエキス、グアイアズレンスルホン酸Na、4-ヒドロキシプロピルアミノ-3-ニトロフェノール、HC青2、HC黄2、HC黄4、塩基性青99、塩基性赤76、塩基性茶16
ぱっと見ただけでは天然由来の成分も化学成分もどちらも確認できますね。ここからは気になった成分を更に詳しく分析していきます。
少しだけ注意「ステアルトリモニウムブロミド」
ステアルトリモニウムブロミドは4級カチオン界面活性剤(陽イオン界面活性剤)です。界面活性剤の中では比較的低刺激な成分で、他社から販売されているリンス・コンディショナーでもよく使用されている成分です。
帯電防止効果や洗浄効果、髪をしなやかな手触りに仕上げる柔軟効果などメリットもあるのですが、すすぎ残しなどで肌に付着したままの状態だと皮膚トラブルの元となる成分でもあります。
トリートメントを洗い流す際は丁寧にすすぎを行うことを心がけ、過去にシャンプーやリンスを使ってトラブルを起こしたことがある方は特に注意して使用してください。
基本的には低刺激なので問題はない成分ではあるのですが、敏感肌の人は注意しておいた方が良いと言えるでしょう!
ラサーナといえば海藻「ペルベチアカナリクラタエキス」
ペルベチアカナリクラタはフランス・ブレア諸島沿岸の乾いた岩場に生える海藻です。
直接海水に浸かっているわけではなく、海面から受ける波しぶきから栄養を吸収して生きており、少しの海水だけでも生きられるよう優れた保水性を持っています。
そんなペルベチアカナリクラタから抽出されたエキスを髪に使用すると乾燥に強く、なめらかな手触りの髪へと仕上げてくれます。
また、ペルベチアカナリクラタにはマリンイソフラボンという成分が含まれており、頭皮細胞の酸化を防いでくれる効果があります。
頭皮細胞が活発であればあるほど健康で綺麗な髪が生えてくるため、育毛効果もある優れた成分です。
気になるカラー成分
カラー成分はムラサキ根エキス、ウコンエキス、グアイアズレンスルホン酸Naという天然由来の成分とHC染料、塩基性染料という化学成分の2種類が配合されています。
天然成分はそれぞれに保湿効果や抗炎症効果が含まれているため人体に優しく、アレルギーなどが出ることはほとんどないというメリットがあります。
また、化学染料であるHC染料と塩基性染料も化学染料の中では比較的低刺激で肌荒れしにくい染料です。
天然染料だけでは染色力が弱いため放置時間が長くなり、色落ちもしやすいのですが、そこに化学染料を配合することで染色力・色の持続性をUPさせているようです。
肌への負担をできるだけ軽くし、最大限まで染色力の効果が発揮される配合であることが成分面からもわかりますね。
しっとりとまとまる髪に「水添コメヌカ油」
ラサーナ カラートリートメントには天然由来のオイルがたくさん配合されています。オリーブ果実油、水添コメヌカ油、ホホバ種子油、シア脂などがそれに当たりますが、その中でも今回は米ぬかが持つ優れた効果についてご紹介します。
米ぬかにはビタミンCとビタミンEが豊富に含まれており、頭皮や髪の潤いを保ってくれる保湿効果や頭皮の毛細血管の血行促進効果があります。
老化は乾燥や血行不良でも促進されてしまうので、アンチエイジングにも効果があるといえますね。適度な油分を含んでいる米ぬかは洗い流した後も艶のあるしっとりまとまった髪へと仕上げてくれます。
成分特徴まとめ
ラサーナの成分を分析した結果、他商品よりも保湿性に優れた成分を多く使っていることが分かりました。
また、カラー成分も人体に優しい成分でできており、比較的安心して使うことが出来る商品のようです。一方、髪そのものを強くしたり傷んでしまった髪の補修に効果的な成分の配合が少なめなのは少し気になる点ですね。
⇒脱色しないヘアカラー!ラサーナの体験レビュー
⇒ラサーナ白髪染めヘアカラーは1回でしっかり染まった
ラサーナカラートリートメントをオススメする人、しない人
オススメスする人
放置時間をできるだけ短くしたい人
メーカーは放置推奨時間を約10分としており、最長でも15~20分程度と他社商品よりも短めになっています。
短いと染まりが悪いのではと不安になりますが、口コミでも「短い時間できちんと染まった」という口コミが多く、ある程度回数を重ねて色が残っている状態だと1回の使用は5分程度でも綺麗に色が入ります。
カラートリートメントにできるだけ手間をかけたくない、短い時間で綺麗にしたいと思っている方にはピッタリです。
オススメしない人
香料や花の香りが苦手な人
成分を見ても分かるようにラサーナ カラートリートメントには香料が含まれています。
女性らしいフローラル系の香りですが、香りがわりと強めなので匂いに敏感な方、また男性で「仕上がり後に髪からフローラルの香りがするのは嫌だ」という方は使用を控えたほうがいいかもしれません。
ラサーナヘアカラートリートメント口コミまとめ
ラサーナカラートリートメントの成分を調べて、保湿性に優れ使用後もなめらかな手触りが続く成分が多いという、ヘアケアメーカーらしい商品だということがわかりました。
染色力については人体に優しい成分が多く含まれていますが、口コミを見ていると「1回で綺麗に染まった」「徐々に染まっていった」と意見が綺麗に分かれています。
中には徐々に染まっていく速度に耐え切れず使用を断念した方も見受けられましたが、毛質やダメージ状態も関係するのか、染まり方にかなり個人差があるようです。
合う合わないは実際に使用してみないと分からないところで判断に迷うかもしれませんが、初回購入時に公式サイトから購入すると、お試し価格の2,480円(税込・送料無料)で商品を購入することができるので、初挑戦する際は是非公式サイトから購入をオススメします。
⇒ラサーナヘアカラートリートメント口コミレビューまとめ!
⇒【最新版】カラートリートメントランキング!白髪染め比較の口コミ&辛口評価