年齢と共に増え続ける白髪…抜いても染めてもキリがないですよね。そんな白髪に悩む方は多いのに、白髪がなぜできるのか分からない方も多くいます。
今回は白髪ができる原因と対策方法をご紹介します!
髪の毛に色がつくメカニズム
人種によって黒色や金髪などさまざまな髪色がありますが、日本人は大体の方が黒色の髪の毛ですよね。なぜ髪の毛は黒色をしているのかご存知ですか?
髪の毛の根元にある毛根には髪の毛に色をつけるメラニン色素というものがあります。そのメラニン色素の種類や量によって、髪の毛は黒や茶色などの色の違いが起きます。
メラニン色素はメラノサイトという細胞でできており、通常であればしっかりと働いて色をつけるのに対し、さまざまな原因によりメラノサイトの働きが低下するとメラニン色素が作られなくなり、白髪となってしまいます。
髪の毛は伸びてくる際根元で色付けがされるため、一度黒く色付けされた髪の毛が白くなることはありません。
王妃マリー・アントワネットが死刑宣告をされた時、一夜にして白髪になってしまったというのは有名な話ですが、実際に一夜にしていきなり白髪になるというのは決してありません。
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白髪の原因
髪の毛が色素を失い、白い白髪となってしまうのは、メラニン色素をつくるメラノサイトの減少になります。
ではなぜメラノサイトが減少して白髪になってしまうのでしょうか?
実は白髪の原因は、はっきりと解明されていないのです。
しかし生活習慣や遺伝など、少しづつ白髪になりやすい原因が解明されつつあります。
今回は白髪に繋がりやすい原因をご紹介します!
ストレス
さまざまな体の不調に繋がるとされているストレスは、白髪にも大きな影響があります。ストレス社会とも言われている現代では、年代問わずストレスを抱えている方は多いですよね。
ストレスを感じている時には緊張状態となり、血管が収縮することで血流が悪くなります。血流が悪くなると自律神経のバランスも崩れ、正常なメラノサイトが作られなくなるとされています。
またストレスは血流の悪さだけではなく、さまざまな体の不調をきたす為白髪へと繋がりやすくなります。
日頃から適度なリフレッシュでストレスを軽減させることがおすすめです。
不摂生な食生活
毎日食べる食べ物でも、白髪には大きな影響を与えます。
髪の毛の成分は爪と同じケラチンという成分からできています。
ケラチンはたんぱく質から構成されているため、たんぱく質が不足してしまうと髪の毛の成分であるケラチンが正常に作られません。
喫煙と飲酒
タバコやアルコールもストレス同様身体にさまざまな影響を与えることで有名ですよね。
髪の毛はケラチンという物質でできていますが、ケラチンはシスチンという成分を含みます。
タバコやアルコールはシスチンを大量に消費してしまうため、日頃からよくタバコやアルコールを飲む方はシスチンが減り、正常なケラチンが作られない状態になってしまいます。
白髪の予防方法
白髪の原因が明確にされていないため、これをすれば白髪には絶対ならない!という方法は現在ありません。
しかし白髪の原因を極力つくらないことで、予防をすることができます。
日頃からしっかりと予防対策をしましょう!
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ストレスを軽減
血流をよくして、正常なメラニン色素をつくるためにも、日頃からストレスを発散させるのがおすすめです!
また、ストレス状態では髪の毛に大切なビタミンCの消費を促してしまいます。
喫煙やアルコールを控える
タバコやアルコールが好きな方は難しいですが、白髪の原因を減らすにはタバコやアルコールは極力控えるのがおすすめです。
吸わない人でも、受動喫煙の影響を受けるため気をつけた方が良いでしょう。
紫外線予防
紫外線を浴びると白髪の原因となる活性酸素が発生します。
紫外線は夏だけではなく、年間を通してあるので日頃から外出する際には紫外線対策をしましょう。
しっかりとした睡眠
睡眠不足は血流を悪くしたり、ストレスを与えたりとさまざまな影響を与えてしまいます。
しっかりとした睡眠を取って、白髪の原因を減らしましょう。
まとめ
多くの方が悩む白髪は、ストレスや不摂生な食生活などが原因となってしまいます。
紫外線予防や食生活の改善など、日頃から無理のない範囲で、白髪予防をしましょうね!
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