日頃、髪の毛の質やパサつき状態が気になっている人は多いですが、健康で美しい髪をつくるのに大事なのは、頭皮状態が大事です。
永久染毛剤で白髪染めするかどうか、など迷うことはなくても、いつまでも若々しい髪の毛の艶を保ちたいし、パサついた髪もきれいな艶髪にしたいと思うのは永遠の女性のテーマです。
頭皮のセルフチェック&ケアは、エイジングヘアケアには重要なので、ときどき自分でチェックしておくといいでしょう。健康な髪づくりを心掛けるには具体的に何をしたらいいんでしょうか?
頭皮のセルフチェックが欠かせないのはなぜ?
きれいでコシがありつややかな髪を手に入れるには、髪が生えてくる土台、つまり頭皮の環境を良くしてあげることが不可欠です。
髪は「キューティクル」「メデュラ」「コルテックス」という3層構造になっていますが、髪の太さや硬さはこれらの層の状態に影響されます。
もし何らかの刺激があって頭皮の細胞が傷つくと、その部分の血流が悪くなります。血は細胞に栄養分を送る重要なファクターなので、ここが傷つけば当然健康な髪は育ちません。
このように頭皮環境と髪質には密接なつながりがあります。
頭皮を傷つけないために意識すべき事とは!?
頭皮を傷めてしまう原因にはいろいろなことがあります。いくつか見てみましょう。まずはブラシをかける時です。ブラッシングをすると髪が整いますし、頭皮にあたれば心地よい刺激もありますが、ブラッシングの力が強すぎると逆効果です。
適度な刺激はマッサージ効果が期待できても、何度も何度もブラシやクシを往復させて頭皮にぶつける感じになれば細かい傷をつけてしまう場合があります。
また頭をがりがりかいてしまうことでも傷つきます。頭皮が乾燥すればかゆみも引き起こされることからすると頭皮の保湿不足も頭皮トラブルの原因です。
さらにカラーリングもリスクが高いです。「ジアミン系」と呼ばれる刺激性物質が含まれるカラーリング剤はアレルギーを引き起こすことでも有名ですが、かぶれや腫れを発症させることがあるなで刺激が強いです。こうした刺激を髪にいかに加えないかがカギとなります。
頭皮のセルフチェック方法とは?
健康な髪を得るには今の頭皮環境を知ることが大事です、セルフチェック方法で確認してみるといいですね。
まずは頭皮の硬さをチェックします。硬いと良い髪は育ちません。硬い土壌で野菜が育ちにくいのと同じです。
頭皮を指で押してみてもし硬さを感じたら血流が良くない証拠です。この場合は頭皮マッサージを指の腹を使って行いましょう。
フケが多いことも危険信号の一つです。頭皮が乾燥しすぎているか逆にギトギトしているとフケが多くなります。
洗浄力の強すぎるシャンプーを使っていると必要な皮脂を落としてしまい乾燥状態になりますが、そうなると皮脂を分泌しようとする保護機能が働き今度は皮脂分泌異常が起きる場合があります。
低刺激のアミノ酸系シャンプーなどを使うと改善できます。
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