目次
SYOSS(サイオス)カラーリフレッシャートリートメントの実力は?
ドラッグストアなどでも取り扱いのあるブランド「SYOSS(サイオス)」を見かけた事のある方も多いのではないでしょうか?
ドラッグストアやディスカウントショップでも取り扱いのあるこの商品は入手のしやすさからたくさんのユーザーがいる事がうかがえました。
口コミ数も多く、評判も上々です。そのサイオスカラーリフレッシャートリートメントの成分の解析、口コミなどをまとめてみました。
サイオスカラーリフレッシャートリートメントとは?
サイオスカラーリフレッシャートリートメントはヘンケルジャパン株式会社から発売されているヘアカラートリートメントです。
ヘンケルではヘアカラーブランドが複数展開されており、美容院などで使用されるプロフェッショナル用のカラー剤やヘアケア製品をリリースしている「シュワルツコフ」や、昔ながらのカラー剤を多く発売している「パオン」などがあります。
ヘンケル自体が100年以上サロン業界をリードしてきた確かな会社であるようです。
そのヘンケル内のブランドである「サイオス」はプロのスタイリストと開発したサロン品質のヘアカラーブランドなので、染め上がりにかなり期待が持てそうです。
サイオスカラーリフレッシャートリートメントはウォームブラウン、クールブラウン、ダークブラウンの3色展開です。
180g入りでメーカー希望価格は1600円(税抜)ですが、ドラッグストアやディスカウントショップでも取り扱いのあることから現在の価格はさらに安くなっています。
発売も2015年と少々前ですし、公式サイトを見るとリニューアル製品が出ているので今後もさらに安値で購入する事が出来そうです。
使い方はシャンプー後にタオルで水気を取り、気になる箇所へ塗布し10分程置いてから流します。
週1度の使用でしっかり染まるようですが、日常的に使用するなら放置時間は5分で良いとの事でした。
トリートメントは割と固めのタイプなので液だれしにくく塗りやすい形状のようです。
サイオスカラーリフレッシャートリートメントの成分は?
全成分はこちらです。
水、セテアリルアルコール、セタノール、 イソノナン酸イソノニル、ステアラミドプロピルジメチルアミン、アモジメチコン、ジメチコン、乳酸、フェノキシエタノール、ベヘントリモニウムクロリド、メチルパラベン、ジメチコノール、イソプロパノール、ベタイン、加水分解シルク、PCA‐Na、ソルビトール、セリン、グリシン、グルタミン酸、アラニン、アルギニン、リシン、トレオニン、プロリン、2‐アミノ‐6‐クロロ‐4‐ニトロフェノール、HC青12、HC青16、HC赤3、塩基性赤76、塩基性黄57、香料
白髪を染める染料として標準的な塩基性染料とHC染料が使われており、アレルギーが出やすいと言われているジアミン系染料は配合されていません。
シルクエッセンスや8種のアミノ酸が配合されているので補修力があると言われています。
アラニン、アルギニン、リシン、トレオニン、プロリン、などがアミノ酸にあたり、保湿作用が高く髪をみずみずしくしなやかに保つ効果があります。
シルクエッセンスは「加水分解シルク」を指しており保湿作用の他に肌のバリア機能を改善する働きを持っています。
このように髪や肌に良い成分がシンプルながらしっかり配合されているヘアカラートリートメントと言えます。
サイオスカラーリフレッシャートリートメントは天然由来系のオイルなどは配合されておらず、シリコン類が複数配合されています。
そのため、ツヤやまとまり感は特に強く実感できるでしょう。
シリコンと言えば髪に良くない代名詞となりつつありますが、こちらで配合されているシリコンはサラッとしており、地肌を塞ぐような強力なものではありません。
しかしシリコン系の他にも防腐剤としての役割を果たすフェノキシエタノールなどアレルギー報告がある成分も配合されているため、肌の弱い方はパッチテストをしたり、かかりつけの医師に相談の上で使用を検討した方が良いでしょう。
サイオスカラーリフレッシャートリートメントの特徴は?
サイオスではカラートリートメント の他に2剤式のいわゆる「ヘアダイ」と言われるカラー剤が発売されています。
そのカラーの色合いやツヤをキープさせるためにサイオスカラーリフレッシャートリートメントを併用するとよりきれいに持続できるという事が最大の特徴です。
同メーカーなので褪色しても色味が合わせやすいのは魅力ですね。
しかしそちらのヘアカラーは髪を明るくしながら好みの色に染める事ができますが、肌の弱い方では刺激が強くアレルギー反応が出る場合があります。
サイオスカラーリフレッシャートリートメントだけでは白髪は隠せないの?と思いますが、そうではないようです。
メーカー側はあくまで併用を勧めていますが、サイオスカラーリフレッシャートリートメント単品使いでも白髪が染まるという口コミが多数上がっていました。
ただ、髪質によってはなかなか染料が定着せず白髪がそまりにくかったりするので、使用の際はちょっと工夫が必要のようです。
そして成分解析でもあげましたが、シリコン系の成分が多数配合されているので、髪にツヤが欲しい方にはおススメです。
質感としてはボリュームが出るというよりツヤツヤしっとり系になるような成分配合なので、ハリが欲しい方にはちょっと向かない製品であるかもしれません。
サイオスカラーリフレッシャートリートメントの口コミを調査
良い口コミ
ヘアカラーをとまでは思わない方にはおすすめです。一回10分を2日ほど続けただけで効果がわかりました。
トリートメントタイプの白髪染めにはあまり効果を期待してなかったのですが、こちらは想像していたよりもしっかりと染まりました。
カラートリートメントの割には、比較的よく染まります。香りは強めです。初めての場合は数回使用との説明書きでしたが、そこまでしなくても、比較的早く色が付く気がします。
悪い口コミ
ほとんど染まらない。4回ぐらい染めてもほとんど色付きは分からず。
毎日染めても、止めたとたんに白髪浮き出てきます。染めたあとのシャワーもなかなか時間かかるし、いろいろコスパ悪いです。
当然と言いますか説明書のとおり、一回だけでは染まりません。
もっともそれを期待してはいけないのでしょうが。
口コミまとめ
このような結果でした。口コミ数は多く、良い口コミが6割強という印象です。
良い口コミの半数程がサイオスの2剤式ヘアダイタイプのカラーとの併用で、白髪を目立たせず全体の色味を揃えるために使用している方が多かったのですが、サイオスカラーリフレッシャートリートメント単品使いでも評価は高く感じました。
ただ、皆さんがおっしゃっていましたが、一度でしっかり染めるタイプのヘアカラートリートメントではなく、徐々に白髪を目立たなくさせるヘアカラートリートメントであるようです。
単品使いで、白髪が染まりづらい方には少々物足りないカラートリートメント のようで、かなり時間を置いたり連続使用しても染まらないという声もありました。
髪が太く白髪が多め、なおかつ頭皮の皮脂分泌が盛んで脂っぽくなる方には物足りない商品と感じやすいでしょう。
サイオスカラーリフレッシャートリートメントの総評は?
植物由来とされる天然成分がほとんど配合されていない事や、防腐剤であるフェノキシエタノールが使用されている事などを気にされる方が多いのでは?と思っていましたが、口コミを見る限りその辺りを不満に思う方がいないのが意外でした。
ヘアカラートリートメントはヘアダイに比べて刺激が弱く、肌トラブルを抱える方がユーザーに多い傾向にあります。
サイオスカラーリフレッシャートリートメントは、特に肌に優しいという製品ではありませんが、肌への刺激性に対する不満の声もありません。
「白髪を刺激なくしっかり染める」というよりは「次のカラーまでのつなぎとして美しい見た目を保つ」事に特化したヘアカラートリートメントですが、髪質によっては白髪もカバーできます。
染まり方が穏やかなので、人によっては物足りなさを感じるものの、逆を言うと毛先ばかりが暗くなってしまうヘアカラートリートメントではないので、人によってはとても使いやすいと思います。
染まりやすい髪質の方、白髪量が少ない方、2剤式のカラーも定期的にしていてベースになる髪色が明るい方には向いている製品だと思います。
そして、白髪染めの多くの製品は赤みがわりと強いものが多いのですが、サイオスカラーリフレッシャートリートメントは赤みより黄色味の方が強いと評判です。
ベージュ系の色味の発色も良いので明るめの柔らかな色味を目指す方にはおますすめのヘアカラートリートメントと言えるでしょう。