【確認必須】髪染め剤・ヘアカラーに含まれるアレルギー成分と危険度まとめ

多くの人が行っている白髪染め。白髪を染めるだけで一気に若々しい印象になりますし、やっぱり綺麗な色の髪を見ると嬉しくなっちゃいますよね。

 

しかしヘアカラーをするなら、カラー剤の成分でアレルギー反応を起こす可能性があることを知っておかなければいけません。

 

重傷なアレルギー症状を起こすと最悪の場合、命に関わる危険性もあるので注意が必要です。

 

また、白髪染めと言っても含有されている成分は商品によって様々なので、どんな成分が入っているか購入前によく調べる必要があります。

 

そこで今回は、アレルギーが起こりやすいとされている代表的な成分や対策方法について紹介していきます。

アレルギーを理解しよう

アレルギーはカラー剤に含まれる成分に、身体が何らかの反応を示すことで起こります。

 

代表的な症状は、頭皮に痛みや痒みを感じる・目や顔が腫れる等ですが、酷い場合は呼吸困難になるケースもあります。

 

アレルギー症状のタイミングは、使用開始直後から使用後48時間以内に起こるとされており、使用してすぐは問題がなくても後になって症状が出る場合もあるので注意が必要です。

 

一度の使用だけで命を脅かすことはほとんどありませんが、無理に使用を続けてアレルギーが重症化するとアナフィラキシーショックや心不全に陥る可能性があるので甘く見てはいけません。

 

関連記事:アナフィラキシーとはなに?ヘアカラーで2種類のアレルギーがでる症状の危険性と違い

アレルギーの代表成分ってどんなものがあるの?

何の成分に反応してアレルギーが起こるかは人それぞれですが、ここでは多くの発症報告が上がっている、アレルギーの代表ともいえる成分を集めてみましたので是非ご覧ください。

パラフェニレンジアミン【危険度:高】

パラフェニレンジアミン」とは酸化染料の一種で、優れた染色力をもつというメリットと引き換えに、危険成分の中でも断トツの危険度を誇る劇薬です。

 

アレルギーを起こしやすい25種類の物質の一つに指定されていて、アレルギーを起こすと皮膚の炎症だけでなく呼吸器に影響が出る場合もあり、重症化すると呼吸困難に陥る可能性があります。

 

また、長期間使用を続けると発がんリスクが高まる恐れがあり、海外では販売を禁止している国もあるほどです。

 

カラー剤使用で起こるアレルギーはこのパラフェニレンジアミンに反応して起こる場合が最も多く、労働者健康安全機構という団体が行ったパッチテスト調査では、7割以上もの人がパラフェニレンジアミンでアレルギー陽性反応を出すということが分かっています。

 

この他トルエン-2,5-ジアミンという成分でも同症状が起こる危険性があり、2つの染料をまとめて「ジアミン」と呼ぶ場合もあります。

 

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モノエタノールアミン【危険度:小】

モノエタノールアミン」とは水に溶けてアルカリ性を示す化学合成成分です。

 

市販のヘアカラー剤は酸化染料(ジアミンなど)とアルカリ剤(モノエタノールアミンなど)を混ぜて薬剤を作るのが一般的です。

 

アルカリアレルギーの症状は主に皮膚炎症で、痒みよりも痛みが強く出るのが特徴です。また、アレルギー反応が出るまでの時間が早く、薬剤が付着して間もなく症状が発生します。

 

アルカリアレルギーは他のアレルギーに比べると重症化しにくいとされており、また保護クリームを塗ることでアルカリ反応を緩和し、アレルギー症状を抑えることが可能です。

レゾルシン【危険度:中】

レゾルシン」とは染料中間体と呼ばれる成分を加えることで発色する酸化染料の一種です。

 

様々な色を作ることができるため多くの白髪染めに配合されています。また、防腐剤、殺菌剤など様々な役割を果たします。

 

強い殺菌作用がある反面刺激が強く、化粧品や医薬部外品には100g中に0.1gまでという配合の規定が敷かれている怖い成分です。

 

こちらもアレルギーの症状が重症化すればチアノーゼや昏睡状態に陥る可能性があり、また肝臓障害や胃腸障害、ヘモグロビン血症などの病気になるリスクがある成分なため、使用には注意が必要です。別名「レゾルシノール」とも呼ばれます。

パラアミノフェノール【危険度:中〜高】

パラアミノフェノール」とは化学合成成分で、またの名を硫酸塩といいます。

 

パラフェニレンジアミンほどではありませんが、パラアミノフェノールもアレルギー発症報告が多く、重症化した場合呼吸困難や意識障害が起こる可能性があります。

 

長期間にわたり使用することで血液系・腎臓への障害、発がんを招く可能性が高くなることが指摘されているほか、生殖機能・遺伝子性疾患の恐れが疑われている成分です。

 

胎児に悪影響を与える恐れがあるので、妊娠中の方は特に注意するようにしてください。よく似た名前でメタアミノフェノールという成分も人体に影響が出る場合があるので同じく注意が必要です。

アレルギーの対策・予防法

上記であげた成分は残念ながら、現在でも多くのカラー剤に含まれています。

 

簡単に見極めるポイントは、カラー液を2つ混ぜ合わせて作るタイプのカラー剤では上記の成分が含まれている可能性が高いです。

 

特に一番危険度が高いパラフェニレンジアミンが原因で「ジアミンアレルギー」を発症すると市販のみならず美容院でのカラーも難しくなります。

 

そう聞くと「アレルギーを発症してしまったらもう白髪染めはできない」と思うかもしれませんが、これらの成分が含まれていない、またはジアミンが含まれていない商品が存在します。

 

ここからはアレルギー反応が起こりにくい、アレルギー対策になる商品の代表例をあげていきますので参考にして下さい。

 

また、紹介する商品であっても人によってはアレルギーが出る可能性もあるので、使用前には必ずパッチテストを行ってください。

 

関連記事:ヘアカラーする前に行うべきパッチテスト方法を解説

ヘナ染料

ヘナはハーブの一種でもあるミソハギ科のヘナという植物の葉を乾燥させた後粉末状にしたもので、お湯で溶かして髪に塗ることで髪に色を付ける商品です。

 

100%天然由来成分なのが本来の形ですが、販売されている商品の中にはヘナであっても化学成分が含まれている商品もあり、ジアミンが含まれている場合もあるので注意が必要です。

 

関連記事:ヘナ(ヘンナ)の有効成分!ヘアカラーでも地肌に良い?

ヘアマニキュア

ヘアマニキュアは化学染料を髪表面にコーティングすることで髪に色を付ける商品です。

 

化学成分というとアレルギーが起こる!と思う人もいるかもしれませんが、ヘアマニキュアにはアレルギーの代表成分であるジアミンが含まれていないため、ジアミンアレルギーの方には非常に高い効果を発揮してくれます。

カラートリートメント

カラートリートメントはトリートメント成分とカラー剤が一体化した商品で、毎日使用することで徐々に髪に色を付けていく商品です。

 

こちらもヘアマニキュア同様ジアミンが含まれておらず、ジアミンアレルギーの人の強い味方です。素手でも使え、地肌に直接ついても刺激が少ないため生え際の白髪を染める際にも役立ちます。

 

関連記事:利尻ヘアカラートリートメントで白髪染めした結果・・頭皮も健康になった!

まとめ

いかがでしたか?今回はアレルギーの代表成分についてお話しました。

 

記事を書くにあたり、成分を調べて思ったことは「ジアミン怖い」です(笑)危険度や発症率が高く、気を付けなければいけない成分だということが改めて分かりました。

 

ジアミンに限ったことではありませんが、アレルギーは一度発症してしまうとその後体質を変えることは難しく、アレルギーとうまく付き合っていくしかなくなります。

 

今回アレルギー対策として天然由来成分の商品やノンジアミン商品を紹介しましたが、ノンジアミン商品は既にアレルギーを発症してしまった人はもちろん、今現在アレルギーではない人のアレルギー予防にも繋がるのでオススメです。

 

その中でもカラートリートメントはアレルギーをもつ方の中で今最も人気のある商品で、色々なメーカーから沢山の商品ラインナップがされているので、人体に優しい商品を選べばアレルギー発症率を大幅に下げることが可能です。

 

危険成分を避け、楽しいヘアカラーを楽しんでくださいね。

 

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