体調不良中のヘアカラーはタブー!生理中はアレルギーになりやすい?

生理前生理中のヘアカラーはアレルギーになりやすいって本当?

生理中のヘアカラー

生理中白髪染め

女性にとって生理中はなにかとストレスのもとになりやすい時期ですが、ヘアカラーに関しても生理前整理中の時期はナイーブな期間です。
生理中に軽い貧血になるという女性は少なくありません。貧血状態と言う事は血行不良になっているということです。

肌の状態も乾燥して外部からの刺激にいつもより敏感になってしまいます。

さらに生理中はエストロゲンという女性ホルモンの分泌が少なくなります。この状態も刺激に敏感な状態でかぶれが起きやすくなります。もっと言えばカラーリングの独特のにおいが体調不良の原因になることだってありえます。

ヘアカラーするなら生理前生理中は避けておきましょう。この時期にするとアレルギーになるかどうか確実なことは言えませんが、肌への不必要なダメージは体を保護する免疫系に多少なりとも影響を与える可能性はあります。

妊娠中のヘアカラーに注意!アレルギーになりやすい原因あり

妊婦白髪染め

妊婦白髪染め

妊娠中もヘアカラーを基本的に避けた方が良いと指摘されています。
妊娠中はホルモンのバランスが不安定な時期なので全体的に体が敏感で刺激を受けやすいからです。
実際ヘアカラーに含まれる「ジアミン系物質」は妊娠中かどうかに関係なく、かぶれや腫れなどのアレルギー性接触皮膚炎をよく起こす物質です。
ただでさえリスクの高い物質を妊娠中のデリケートな時期に使うなら問題がいつ起きるとも分かりません。また気になるのは胎児への影響です。妊娠中にヘアカラーをしたら胎児に悪影響が出るという確かな根拠は今のところありませんが、少なくとも母体の中にいる以上、胎児の健康は母体の健康にある程度影響を及ぼしかねません。
ですから子どものためにも妊娠中はヘアカラーは避けて、白髪染めにはヘアカラートリートメントなどを使用しておく方が無難でしょう。

ヘアカラーのアレルギーは遺伝も関係ある?

アレルギーの遺伝

アレルギーの遺伝

ヘアカラーによるアレルギー症状の原因として、遺伝的な要素があげられることもあります。
ジアミンアレルギーに限らず、アレルギーは優性遺伝なので遺伝する可能性のあるものです。その確率について確実な計算はできません。

でも例えば母親がアレルギー体質だとしたら10人に3人くらいが遺伝するとも言われています。父親がその体質であればその確率はもう少し下がり、もし両親が両方ともアレルギー体質なら2人に1人が受け継ぐこともあると考えられます。

もちろんこれはあくまで可能性の話であって、親が白髪染めでかぶれたことがあるなら自分もそうとは限りません。

ヘアカラーのアレルギーになる確率は?

アレルギーの確立

アレルギーの遺伝

アレルギーの発症はよくコップに注いだ水があふれる状況に例えられる事があります。
そのままドクドク注ぎ続ければいずれ水はコップからこぼれてしまいます。しかし同じ容量の水を大きなコップに入れればまだこぼれません。といってもいずれそのコップからも水はこぼれます。

同じように今までジアミンアレルギーが発症しなかったとしてもこれから発症する可能性はあります。人によってはわりとすぐに反応することもありますし、そうでもない人もいますがアレルギーになる確率は花粉症のようにだれにでもあるのです。ですから使用する前には必ずパッチテストをするようにしてリスクを下げましょう。

ヘアカラーとパーマでアレルギー反応を起こすのはどっちが高い?

アレルギー反応を起こすのは?

パーマ

パーマにもアレルギー反応を起こす成分が含まれています。
パーマは2剤式のものが一般的ですが、1剤のチオグリコール酸は刺激性がありアレルギー反応を引き起こす場合があります。かぶれやしびれが起きたりします。また2剤の臭素酸ナトリウムやカリウムにも神経系に負担があるとされています。

パーマにしてもヘアカラーにしても、オシャレの代償に常にアレルギーリスクがあることを考えると悩みますが、ところでパーマとヘアカラーではどちらが負担が大きいでしょうか?

ひと口に比べる事はできませんが、一般的にはパーマは染めるためではなく髪にウェーブをかけたりするもので、どちらかというと髪の毛の根元よりも先端を意識しながら処置されます。

一方白髪染めなどのカラーリングは根元にまで近づけていきます。ですから頭皮への付着ということからするとヘアカラーのほうがリスクは高いとも言えます。

もちろん美容師の腕にもかかってくるので絶対ではありませんし、成分の違いもありますから最終的には個人によってダメージの程度は変わってきます。
いずれにしても敏感肌の人や他のアレルギーがあるというような人は特に、事前のパッチテストなどを忘れないように気をつけましょう。

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